どうもこんにちは。アラフォーパパリーマンです。
ダイエットをするなかで体重計にのることが重要であることに触れました。
ダイエットの進捗や現在の自身の状況を把握する上で重要な体重計の数値ですが、
ご自宅の体重計でも同じ日の時間帯によって値が結構変わったりしませんか?
「お風呂から出たタイミングで体重と体脂肪率を測っている」という人も多いのではないでしょうか。
しかし、体重や体組成を測るのは、いつでもいいというわけではありません。
正しいタイミングや方法で測らなければ、正確なデータが得られない場合があります。
数値がばらつくのはなぜ?
最近ではアナログの体重計は減ってきており、体脂肪も計測できるデジタルの体組成計をお持ちの方が多いのではないでしょうか。
体脂肪
そんな体組成計ですが、体重については実際に”重さ”を計測しているのでよいですが、体脂肪率を計測する際は、実際の脂肪の重さを計測することはできず、その代わりに脂肪が電流は通さない、一方で水分と除脂肪組織は電流が流れやすいという性質を利用して計測しています。
体に微弱な電流を流すことで得られる電気抵抗(電流の流れにくさを示した値)と、体重、身長、年齢、性別といった情報を組み合わせ、体組成の状態を推定し、体脂肪率を算出しています。
微弱な電流を流して計っているんだね
電流が流れる際、筋肉量や体水分量が多い人は小さな電気抵抗になるのに対し、少ない人は大きな電気抵抗となります。このように、電気抵抗が計測対象者の体組成によって変化しますが、これ以外に脱水や手足の乾燥などの「身体の状態」や「計測時の姿勢」の影響も受けてしまいます。
体重
体脂肪ほど難しい影響は受けないものの、体重についても飲食後や空腹時を計るのではばらつきが出るため、からだの状態は考慮する必要があります。
基本は同じ時間に測ること
体重・体組成の測定は、「毎日、同じ時間に測る」ことが基本とです。
上述したとおり体重や体組成は一定ではなく、常に変化しています。違う時間に測ったのでは、体重の増減が時間によるものなのか、ダイエットや食事、そのほかの原因によるものなのかわかりません。体組成は、体重などのデータを基に算出されるものなので、体重が変われば当然その数値も変わります。
正確な体重や体組成の変化を知るためには、毎日ほぼ同じ時間に測ることが大切です。
下記はタニタさんが紹介されている計測推奨条件です。
条件 | 理由 |
---|---|
身体の状態による誤差、体重の一時的な増減に気を付ける | |
起床後2時間以上経過し、この間通常の生活活動が行われていること | 就寝時は脱水が生じやすく、また長時間の臥位により脚部の水分量が減少する影響を取り除くため |
食後2時間以上経過していること | 飲食による体温上昇、体重増加の影響を抑えるため |
計測前に排尿・排便する | 体重に誤差を与える要因を取り除くため |
運動直後の計測を避ける | 運動による脱水、体温上昇の影響を取り除くため |
入浴直後の計測を避ける | 入浴による脱水、体温上昇の影響を取り除くため |
浮腫や脱水のある場合の計測を避ける | 浮腫や脱水の影響を取り除くため |
発熱時の計測を避ける | 体温上昇の影響を取り除くため |
繰り返し計測する場合は、できる限り一定の時間帯(同一条件下)に行う | 食事などの影響を取り除きやすくするため |
手足が乾燥していない状態で計測する | 乾燥によって通電しにくくなるため (対処法:乾燥している場合は、手足や電極をエタノールなどで湿らせてから計測する※2) |
手足が冷えていない状態で計測する | 末梢体温の低下と血流量の減少により、計測結果に誤差が生じるため (対処法:冷えている場合は、温めてから計測する) |
着衣量を正しく設定する | 実際の着衣量との差が大きい場合、体重に誤差が生じるため |
起床後がおすすめ
具体的には、比較的からだの状態が安定している起床後が体重・体組成を測定するタイミングとしておすすめです。
飲食したものが完全消化されフラットな状態で数値のブレが小さいとされています。
ただ、これも必ずということでなく自分が現実的に続けやすいタイミングでいいと思います。
計測をルーティンにすることが大事です。
これらのポイントを参考にして、サラリーマンの効率的な筋トレ生活を始めてみてください。
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